人生オワタカの冒険~フィリピン編~2日目その3バーホッピング中編

アトランティスドールハウスを回り、この後どのバーをどの順番で回ったかは覚えていないとにかく回りまくった

クリスタルパレス、クラブアジア、トロピックス、モンスーン、センタウロには入ったのは覚えているが他は忘れた

クリスタルパレスの女はわがままな印象

見ていた限りだが中国人のおっさんとかがお姉ちゃんを呼んだんだが、お姉ちゃんからNGが出たのかあのお姉ちゃんは飲むだけだとかママに言われていた

それだけならまだわかるがシカトしてその場から動かないお姉ちゃんもいた

そんなことあるのかよ、タイではそんな光景見たことなかったぞと震え上がる俺

そんなん目の前で見せられたら二の足踏んじゃうでしょうが

そのくせママがどんどん指名してねと営業かけてくるしっかり手綱にぎっておかんかたわけ

そんな目にあったら心折れるので席によんだりすることもなく店を後にした

ただ結構ありだなと思うお姉ちゃんがこのクリスタルパレスに2,3人いた

なんとももったいない

トロピックスはあんまり印象にないなんかお姉ちゃんが少なかった印象があるがとりわけなにがあったというわけでもない選ばず退店やっぱりメインどおりから一本ずれた位置にあるためか客の数は少ない

クラブアジアについては酔っぱらってて記憶にないがショータイムとかあった気がする10時ころだったかとりあえず選べなかった

モンスーンは店が結構俺の好きな感じの雰囲気

結構きれいなお姉ちゃんもいた

試に綺麗系の細身のお姉ちゃんを席に呼んでみる

時刻は0時を回るか回らないかという時間

まあこの辺で手を打つのもありかなと思った次第

性格もそこそこ良さそう

胸は小さい腰のあたりに自分の名前のタトゥーが入っている自分好きすぎでしょ

酒を飲みつつ話したりいろいろしたり

たまにウェイトレスみたいな格好をしたお姉ちゃんがわたしにも酒奢ってと集りにくる

ことごとくダメだとつっぱねる

そんななかまた一人ウェイトレスみたいな恰好をしたお姉ちゃんがやってきた

どうやら俺が呼んだお姉ちゃんとそこそこ仲が良さそう

彼女はコロンビア人なのよとかいっていじって遊んでいた

このウェイトレスのお姉ちゃんも酒奢ってくれと例に漏れず言ってきて、俺も例のごとくだめだとつっぱねる

他のウェイトレスはつっぱねると次なる獲物を求めてどこかへ行くんだがこのウェイトレスのお姉ちゃんはなぜか、ほかに行かず会話に混ざってくる

そしてしきりに俺のことがタイプだとか言って持ち上げてくる

どうせお世辞でしょととりあわず揺るがない

そうこうしているうちにこのウェイトレスのお姉ちゃんが日本人のおっさんに呼ばれた

俺は引き続き綺麗系細見のお姉ちゃんと話しをしたりする

ふと先ほどの日本人のおっさんに呼ばれたウェイトレスのお姉ちゃんを見てみると目があった

おっさんの目を盗んで口パクでおっさんは嫌だあなたと飲みたいみたいなことをちょくちょく言ってくる

なんという優越感だろうか

さっきはなんとも思わなかったが、なんだかウェイトレスのお姉ちゃんがかわいく見えてきた

隣芝青状態である

それにしても俺がこの日本人のおっさんでその態度に気が付いたら心ボッキボキである

泣いちゃうまである

ちゃんとおっさんの相手したってやまじでおじさんからのお願い

こんな鋭いブーメラン返ってきたら俺死んじゃうからね

今夜はもう綺麗系お姉ちゃんで行くしかないように思う

そう思っていたら思いのほか調子こいてしまい結構酔っぱらってしまった

綺麗系お姉ちゃんをペイバーしようとしたらあなたは酔っぱらい過ぎているわ

明日にしましょ?と言われてしまった

あれこれ遠回しに断られてる?もう心折れそうである

しかし明日絶対来てねと念を押されラインのIDも交換してきた

嫌われてはいないようだ俺が自分で思っている以上に外からは酔っぱらって見えるようで泥酔されたらかなわんまたは鈍くなって長引くといやだからとかそんな理由なのかストップがかかっただけのようだそう信じたい

酔っぱらいがあんまり歓迎されないのはどこでも同じなのだろうか

もしくは優先度の高いカスタマーがいたのかもしれない

兎にも角にも俺はやる気満々だったのにお預けを食らった気分だ

そもそも俺は酔っぱらっていないよ

ただちょっとふらふらするしまっすぐ立っていられないだけだ俺は冷静だよ

結局一人で店を後にするすごくさみしい

このままホテルに帰る選択肢はないのでアトランティスにまた戻ってみた

選ぼうと思えば選べるお姉ちゃんもいたが妥協を許さず厳選厨と化した俺

更なる高みを目指す

たどり着いたのはアトランティスの隣のセンタウロだった

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