人生オワタカの冒険~ブラジル編~プエルトイグアス

日が暮れたころプエルトイグアスのバスターミナルに到着した

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(写真は早朝)

とりあえず宿屋探しをするがなかなか見つからない

ふらふら歩いているとおっさんが話しかけてきてどうしたんだ?とか言ってくる

ホテルさがしてるんだがと言うとどれ見せてみろ俺が教えてやろうみたいな感じで言ってくる

マジ?こんな親切な人ありえるの?怪しいなと思いつつも大まかな地図と住所と宿屋の名前を見せるとこれならこの先を左に曲がってしばらくいってから右だとか教えてくれた

チップとかも要求されなかった

こちとらでたらめな場所を教えて人気のない所で襲われる可能性すら考慮していたというのに普通にいいジジイだった

人を見る目がなくて情けない

日本にこんな親切な人はまずいないのでまあ仕方ないだろうそれにしても心の荒みを感じる

グラシアスとお礼を言って言われた通りに進んでいく

宿屋までの道は街灯もあまりなく、人通りも全然ない強盗に襲われたらひとたまりもないような道だった

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(写真は早朝)

正直歩いている間はハメられたか?と疑ったほどだ

もうどうにでもなれと思いながら暗い道を歩いていくとようやく予約したと思しき薄汚い宿屋が見えてきたおっさんありがとう

てっきりホテルを予約したつもりでいたが、どうやらホステルと呼ばれる宿屋で、ボロい二階建ての汚いアパート的な宿泊施設だった

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受付でチェックインをする

会計は今ここでしてくださいと言われ、このとき気が付いた

俺今ドルと円とレアルしか持ってねえ・・・

まじかよやべえと思いカードは使える?と聞くも使えませんと一言

じゃあレアルは?と聞くも扱っていませんと言われてしまった

まじかよこれ最悪野宿か?と思いながら、この辺に両替所ある?と質問

これにもないですとの無慈悲な言葉

ただ銀行のATMならお金をおろせるかもしれません

と希望がさす一言が続いた

じゃあちょっとATM行ってくるわということで場所を聞き一路ATMを目指す

これおろせなかったら飯も食えねえしバスにも乗れないんじゃないか?とおののきながら歩いているとATMに到着した

クレカを指して画面を操作正直よくわからないし字も読めない

それっぽいのを片っ端から操作してみたがどう頑張ってもお金をおろせなかった

はい終わった、飯なし宿無し確定です本当にありがとうございましたそう思いながら町をふらつく

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(写真は早朝)

大通りを歩いているのに全然飲み屋も見当たらねえし飯屋もほとんどねえじゃねえかなんてクソな田舎町なんだ!遊ぶところねえじゃねえかと思いながらふらついていると少しでかいセントジョージみたいな名前のホテルが見えてきた

少し考え、ドイツのホテルとかだとたまに両替してくれるところもあるよなあと思い立ちダメもとでホテルのフロントへ向かった

「すいません、ここで両替できますか?」

「私どもは両替を扱っていません」

「どうにかならないもんですか?」

「クレジットカードをお持ちでしたら、銀行のATMでおろせると思いますが」

「クレカで銀行でおろせるか今試してきたけど無理だったんすよまじでこれ」

「そうですか・・・うーん・・・私どもは両替はできませんが、あそこに男が一人立っていますでしょ?」そう言って私服のDVDのパッケージを脇に3枚抱えた少し汚い格好をした男を指さした

「ええ、あの男が何か?」

「あの男は金の両替を取り扱っています」ここで俺に対応していた男の隣のフロントマンが小声で「いいんですか?」と囁き「まあいいだろう」と怪しいやり取りする

「あの男はドルをアルゼンチンの通貨にできるんですか?」

「どの通貨でも両替できますよ」

まじかよ、と思いながらフロントの男にお礼を言って私服の男に話しかける

「やあ、フロントであんたが両替を扱ってるって聞いたんだが」

と声をかけると私服の男がフロントに目配せをし、フロントの男が首を縦に振った

「どの通貨だ?」

「ドルをアルゼンチンの通貨に変えれるのか?」

「ドルをペソスにだな?できるよ」

「ちなみにレートは?」

「100ドルで1300だ」

(良いのか悪いのかすらわからねえ・・・)

そうなんだ・・・うーんちょっと考えたんだけどやっぱり辞めておくよ

そう言ってその場を後にした気がした

その後なんやかんやあって、財布にはいつの間にか1300ペソスが入っていたが男とのやり取りの部分だけ記憶があいまいだよく覚えていない

妖精の仕業かな?記憶はないが深く考えるのはよしておこう

怪しいものに手を出すのはダメ絶対

ホステルに帰って無事チェックインに成功した

ホステルの部屋はエアコンはあるが壊れており、天井にでかい扇風機が設置されていた

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入口の鍵はそれこそアパートの部屋の鍵みたいな鍵で防犯上非常によろしくないものだったしかもカーテンは透けており、外から丸見え状態だった

なんてクソな宿屋なんだ、これがこの旅行最初のベッドか最悪だぜと思いながら、この日はもう外に行く気力もなく、金もあんまりないので就寝と相成った