人生オワタカの冒険~キューバ編~三日目⑩偽ヘミングウェイバーで一般女を舐めるように見つめる男

やっていなかったsalon Rojoの隣のホテルでロンパリ気味の男と出会い、その男にヘミングウェイバーを案内してもらうことになった

歩きながらロンパリ男と会話

話を聞くとどうやらこのロンパリ色白男はキューバ人らしい

白人かと思うくらい白かった

「お前何人だ?どこに泊まってんの?」

「俺は日本人で、サンミゲルストリートの西のほうのカサに泊まってるわ」

「へえ、日本人なんだ、それよりお前サンミゲルストリートに泊まってるのかよ、そこアンダーグラウンドじゃねえか!わざわざそんなとこに泊まらなくてもいいだろうに・・・」

サ、サンミゲルストリート界隈ってアンダーグラウンドって呼ばれてるんだ・・・

まあ確かにそういわれてみると色黒の低所得っぽい人しか住んでないきもするけど・・・

キューバでも所得による階級のようなものはあるらしい

そうなると金持ち層はどこにすんでるんだろうか旧市街でもないしな

そんなたわいもない話をしていると北西の方へ5分ほど歩き、件のバーへ到着した

外から見ると電気とかついてなくて潰れたバーにしか見えない

「おい、俺をハメる気か?てめえただじゃおかねえぞ」

そういうとロンパリ男はいや、普通にやってるよ、着いて来いよといって店の扉を開けて中に入っていった

男に続いて中に入ると確かに店はやっていてちゃんとしたバーだった

ただ一つ気になることと言えば、店内の天井やら壁にはサッカーのユニホームがたくさん飾ってあった

てめえ!ヘミングウェイバーじゃなくて、ただのスポーツバーじゃねえか

ヘミングウェイにそこまで興味はないからどうでもいいといえばどうでもいいんだがなんでそんな意味不明な嘘ついたんだよと、あきれてしまった

まあ来てしまったものは仕方ないとモヒートを二つ注文

男曰くここのモヒートはハバナで一番だとかいっていた

飲みながら男と話していると、お姉ちゃんを紹介するからいい子だったらお金頂戴という営業の話になった

英語が全然わからないけどフンフンと男の話を聞いていると

この店のお姉ちゃんがどうのこうのとか言っている

勝手に解釈して、この店の中からお姉ちゃんを選んで、良い子だったら俺にチップ頂戴ってことかなと思って店内の席に座ってる女の子をじろじろと眺めた

エロい目をしてお姉ちゃんをジロジロと眺めているとロンパリ男から「ま、まてまて、店の中にいるは普通の一般の女だ。恥ずかしいからあんまりじろじろみるんじゃねえよ」と言われた

てめえ!そういうことはしっかりと伝えろよ!お前以上に俺の方が恥ずかしいわ!

どうやらこの店に外からお姉ちゃんを呼ぶからその子が気に入ればチップ頂戴という話だったらしい

気を取り直して男の呼んだお姉ちゃんを待っていると10分くらいして一人の女がやってきた

めっちゃブス!ってわけではないが、微妙な上、若干ぽっちゃりしている

その上80cucときたもんだ

この瞬間なぜだか俺の中でのロンパリ男の評価が地の底まで下がってしまった

とりあえずお姉ちゃんには帰ってもらってから、男に俺はもう今日は全ての気力をなくしてしまった、もう帰るからどこにも案内しなくていいよ

と言って店を出ることにした

男はちょっと待ってくれよ、ほかにもこれから行く店とか良い子いるよと言っていたが

かたくなに俺はもう帰るんだと言って一人で店を出てその場を後にした